作文の書き方

作文の書き方

学校の国語の宿題で時々出るのが「作文」ですよね。いきなり原稿用紙を手渡されて「この本を読んで作文を書きなさい」と言われても、そう簡単に書けるもんじゃありません。「自分の思ったことを書けばいいだけだから」と言われても、簡単に文章にできませんよね。一体どんな風に作文を書いたらいいのでしょうか。作文を書くのにはちょっとしたコツがあるのです。
 
スポンサードリンク

作文の前に文章の書き方を押さえよう!

真っ白な原稿用紙を前にしても、いつまでたっても書き出せない経験は誰にでもあるでしょう。何を書けばいいのかわからない、考えがまとまらないなど理由は様々です。でも作文を書く前に覚えておかなければいけないことがあります。それは文章の書き方です。文章の書き方をマスターすれば作文の書き方の半分はマスターしたといってもいいくらいです!作文の書き方のコツの前に、文章の書き方を説明しましょう。
   

文体を統一させる


文体とはここでは語尾のことをさします。「〜〜です」「〜〜ます」と書くのか「〜〜だ」「〜である」と書くのかを最初に決めてください。作文を書き始めた時は「〜です」と書いていたはずなのに、途中の文章で「〜だ」に変わっている人が結構多いです。書いている本人はなかなか気づかないのですが、作文を読んでいる人にしてみればかなり違和感があります。もし作文が採点されるのであれば、文体が統一していないだけでも減点されてしまうと思っていいでしょう。書いた後に読み返す時は文体が統一されているかどうかを必ず確認してくださいね。作文を書く時は「〜だ」「〜である」と書いた方がよいでしょう。なぜなら、こちらの書き方は強い印象や説得力を相手に与えることができるからです。「〜です」は丁寧なのですが、迫力やインパクトに欠けてしまいます。
   

一文は40〜60文字以内におさめる


一文とは、文章を書き始めて『。 ( 句点 ) 』までのことです。一文の長さは 40 〜 60 文字程度が読みやすい長さなのです。あまりだらだら書いてしまうと、読んでいる人が内容を理解しづらくなってしまうのですよ。よくあるのは『、 ( 読点 ) 』がやたらと多い文章ですね。『、 ( 読点 ) 』は一文につき二つ程度にとどめておきましょう。

例)
一文とは、文章を書き始めて『。(句点)』までのことで、一分の長さは40〜60文字程度が読みやすい長さですが、あまりだらだら書いてしまうと、読んでいる人が、内容を理解しづらくなってしまうのです。 このように最初の文章を読点で区切ってしまい一文にすることも可能です。ですが、文章が長くなればなるほど、読んでいる人はわからなくなってしまいます。人は文章を読むとき、リズムにのって読んでいるものです。読みやすいリズムが 40 〜 60 文字程度なのです。はっきりいって、一文の長さを短くするにはある程度の慣れが必要です。慣れるまでは作文を見直すときに、長い一文がないかをチェックして、その都度文章を二つに分けてください。それを繰り返すことによってちょうどよい文章の長さがどのくらいなのかが身についていきます。

原稿用紙を使う作文の書き方

作文をパソコンで打って提出する場合があれば気にする必要はありません。ですがほとんどの場合、作文は手書きで原稿用紙に書くのではないでしょうか。原稿用紙に作文を書く場合も書き方の決まりがあります。ただし、学校や教師によって違う場合がありますが、ここでは一般的な原稿用紙を使った作文の書き方を説明します。
   

題名の書き方


原稿用紙の 1 行目に題名を書きますが、上から 2~3 マスはあけます。通常は 3 マス、題名が長い場合は 2 マスあけてください。読書感想文の場合は本のタイトルを書きますが、その場合は『』 ( 二重かぎかっこ ) を使ってどこまでが本のタイトルかわかるようにしておきましょう。
   

学年・クラス・氏名の書き方


氏名は 2 行目に書きます。学年・クラスと氏名の間は 1 マスあけ、名字と名前の間も 1 マスあけます。学年・クラスの数字は漢数字で一年や二組と書きましょう。クラスが A 組などのアルファベットの場合はそのままでかまいません。学年や氏名は行の上から書くのではなく下詰めで書いてください。
   

作文の書き始めは4行目から


題名は 1 行目、氏名は 2 行目ですが 3 行目はあけましょう。作文を書き始めるのは 4 行目からです。この際、段落をつけるので 1 マス目はあけてくださいね。
   

改行する時は段落をつける


改行は文章が一区切りついたときにします。このとき、必ず段落をつけるので 1 マス目をあけてから続きを書き出してくださいね。
   

会話文では改行する


基本的に改行する時は段落をつけますが、会話文 ( 「」かぎかっこを使ったとき ) は段落をつけません。「 を 1 マス目に書いてください。
   

「 」 、 。 ? ! は原則1マス使う


原則として、かぎかっこや句読点などを書くときも 1 マス使います。例外として文字とこれらを一緒に書くこともあります。句読点や閉じかぎかっこが次の行の最初にくるときは前の行のマスの外に書きましょう。また、句点と閉じかぎかっこは 1 マスに入れます。
   

…( 三点リーダ ) は1マスに


作文中に『…』を書く場合は 3 つの点で 1 マスです。通常は『……』と 2 マス使用します。つまり 6 つの点を書くようにしてください。

作文の題材選び

   

読書感想文の場合


学校から何冊かの本から選ぶように言われることが多いでしょう。どうやって選べばいいのか悩みますよね。本来は提示された本全てを読んで、自分が「これなら書けそうだ」と思う本が一番よいのです。でも実際は、読書感想文のために何冊も本を読みたくないのが本音ですよね。ここで本選びの基準の裏技を教えちゃいましょう。それは 本の後ろに書かれている「あとがき」や「解説」を読むこと です。あとがきや解説を読むとある程度、本の内容の流れをつかむことができます。ただし、全ての本にこれらが書かれているわけではないので注意してください。
   

テーマがある場合


学校からあるテーマについて作文を書くように言われたときも難しいですよね。「学校」がテーマの場合、学校全体のことを書くのではなく、「部活のこと」「クラスのこと」「授業のこと」など自分にとって身近で書きやすいことに絞り込んでしまいましょう。あれもこれもと作文に詰め込んでしまうと、内容が薄くなってしまいます。絞り込んだ内容を 1 つだけ書きましょう。

作文の書き方

学校で作文や文章を書く時は『起承転結』を意識して書くようにいわれますよね。その中の『起・承・結』は書けるとしても『転』を書くのに悩む人も多いのではないでしょうか。作文全体を 4 つに分けてしまう、という考え方でなく『承』の中に『転』が入っていると考えてみてはどうですか?『転』へのきっかけは例えば「しかし、私は○○の部分だけは納得できない」など「でも」や「しかし」から書くとそこからが『転』になります。
   


テーマに対しての最初のイメージや、どのように考えているのかを書きます。
   


全体の感想や考えを書くのではなく、特に印象に残った部分、身近なことについて書きます。
   


『承』で書いた考えのなかでも一部疑問に思っていることや反論などがある場合は段落を変えて『転』として書きます。もしないようであれば、『承』の部分の考えを掘り下げて深く作文を書きましょう。
   


感想文ならその本を読んで自分にどのような変化や影響があったのかもしくはなかったのか、題材が決まっていれば今後はどのようにしたいかなどを書きます。
作文の書き方で大切なのは、途中で自分の考えをどんどん変えたり、本題からずれたりしてしまわないことです。『自分の考え』を明確にして書きましょう。常に肯定的な考えを書く必要はありませんよ。納得できない、否定的な考えを書いてもいいのです。「なぜ、自分はそう思ったのか」をはっきりと書くことが一番大切なのです。
スポンサードリンク
お問い合わせ